メリット
矯正歯科とは
本来歯には、力を加えられると力が加えられた方向に移動する性質があります。その性質を利用して、適合する矯正装置を装着、歯に一定の力を持続的にかけて少しずつ動かし、悪い歯並びや噛み合わせ、いわゆる不正咬合を治すのが歯列矯正です。
矯正歯科治療のメリット
- 他人に良い印象を与え、ご自身もおもいっきり笑顔になれます。
- 食べたものが、口の中にたまりにくくなり、歯みがきなど口のケアも簡単になります。
- 口臭の軽減にも役立ちます。
- 食事がおいしくいただけます。
- 胃腸の負担が、軽くなります。
- 噛むことが、脳を刺激して、頭の働きを良くすると言われています。
- 発音がより明瞭になります。
- あごの関節の痛みや音などの症状、肩こり腰痛偏頭痛などいわゆる不定愁訴の軽減がみられます。
- 歳をとっても歯を残しやすくなるので健康ではつらつとした老年を、将来迎えること出来ます。
大人の歯列矯正(成人矯正)
成人矯正とは、大人になってから始める矯正のことです。
昔は、矯正治療というと子供が行うものというイメージが強かったのですが、最近では矯正治療も多様化し、ニーズにあう矯正治療を選択できるようになってきました。子供との大きな違いは、一般生活と切り離せないという点です。働いている方も多いと思いますが、ライフスタイルに合わせた歯列矯正の方法を選択することが成人矯正の大きな特徴といえます。
大人の歯列矯正の種類とメリット
- 短期間で治療可能なインプラント矯正(歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正歯科治療)
小さな人工の歯を支点とし、効率的に力を加える治療法です。 - 費用を抑えて治療可能な表側矯正
歯の表側にブラケットと呼ばれる装置を付けて歯を動かす一般的な治療法です。 - 人に気づかれずに治療可能な裏側矯正
歯の裏側に装置を付ける新しい分野の歯列矯正法です。
子供の歯列矯正と比べて
大人の歯列矯正(成人矯正)は、顎の成長が終わっていて歯を動かしにくい分、気づいたときがベストのタイミングということができます。子供と違いご自身の意志で矯正歯科治療を受けるので治療がスムーズだという点も異なる点です。
子供の歯列矯正(小児矯正)
小児歯列矯正とは、大人の矯正のように負荷をかけて動かすというよりは、顎の成長をコントロールすることで、適正な歯並びに整えていくという考え方のほうが分かりやすいかもしれません。
また、乳歯から永久歯に生え換わる時期でもあるので、それをふまえた上で、矯正治療を行うことが大切です。
子供の歯列矯正のメリット
- 顎の成長をうまく利用して行える
- 無理に力を加えずにコントロールしながら治療できる
- 社会人のように限られた時間の中で忙しい思いをして通う必要がない
子供の歯列矯正の時期とポイント
子供の歯列矯正は、年齢によって治療法が異なります。
- 中高生の矯正
中学校を卒業する頃になると、顎の成長も終わり、大人と同じ骨格になると言われています。ですので、後は学生のうちに受けるか、社会人になってから治療を開始するのかがポイントです。